日本の迷信
みなさんの国や住んでいる地域にはどんな迷信がありますか。日本にはおもしろい迷信がたくさんあります。昔から日本にある
代表的な迷信をいくつか紹介したいと思います。
まずは、動物に関する迷信です。
「タヌキやキツネは人をだますから気を付けた方がいい」
日本の昔話でもよく語られてきたように、タヌキやキツネは人に化けてだますと言われています。最近では漫画でもタヌキや
キツネのキャラクターが人に化けたりしています。
「食べてからすぐ横になると牛になる」
実は私が子どものとき、両親からよく言われました。牛は餌を食べた後、いつもすぐ横になって寝てしまうので、こう
言われますが、あまり行儀がいいことではありませんから、親が子どもに注意するときに使われるのだと思います。
「ナマズが暴れると、地震が起きる」
地震が起きる原因はナマズではありませんが、地震が起きる前の変化を敏感に察知して、暴れるのではないかと言われています。
次に数字に関する迷信があります。
四や九はよくないことがあると考えられています。それで、病院には四や九の部屋がありません。四は「し」と読んで「死」
と同じ音、九は「く」と読んで「苦」と同じ音であるためです。
また、天気に関する迷信もあります。私も小さいときによくしましたが、「靴を投げ飛ばして、上を向いたら明日は晴れ、
下を向いたら、明日は雨、横向きになったら明日は曇り」というものです。「雷が鳴ったらおへそを取られるので、
すぐにお腹を隠さないといけない」というのもあります。
その他にもまだありますが、私がよく覚えているものは、
「夜、口笛を吹くと、蛇が出る」
「ごはんを残すと、目が見えなくなる」
「夜、爪を切ってはいけない。親が死ぬときに会えないから。」
「新年に富士山やタカやなすの夢を見ると、その年はいいことがある。」
などがあります。
昔から信じられてきた迷信にはちょっと変なものもあるかもしれませんが、おもしろいですね。みなさんの国の迷信と
比べてみてください。
単語 (Vocabulario)
地域 región
迷信 superstición
代表的 típico, representativo
紹介する presentar
だます engañar
昔話 cuento antiguo
語る contar
化ける transformarse
キャラクター personaje
横になる acostarse, tumbarse
実は la verdad es que …, de hecho
餌 pienso, cebo
行儀 modales, comportamiento
暴れる alborotar, moverse violentamente
起きる ocurrir
原因 causa
変化 cambio
敏感に con agudeza
察知する notar, percibir
投げ飛ばす tirar, hacer volar tirando
向く mirar hacia, dar la cara a
へそ ombligo
隠す esconder
口笛 silbido
蛇 serpiente
残す dejar
爪 uña
タカ halcón
なす berenjena
信じる creer
変 extraño
比べる comparar
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